校舎等再整備計画進捗状況No.28

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 2020年7月から始まった校舎等再整備計画の第3期工事は、2022年3月末の竣工に向けて仕上げ工事が行われています。
 西校舎の建築は、外装工事がほぼ終了し、内装工事も器具の取り付けや壁の塗装工事等、仕上げの工程となっています。
 グラウンド工事は、人工芝の下地となるアスファルト舗装が終了し、西校舎の屋上部分まで拡張されるグラウンドに、人工芝を敷く工事が行われています。また、グラウンドの西側と北側には、高さ8メートルの防球ネットが張られました。防球ネットには、周辺の住環境に配慮して、強度を保ちながらもこれまでより細く透過性の高いネットを使用しています。
 正門周辺の工事と正門から続くアプローチの工事も始まりました。正門は、第1期工事が始まった2016年6月から工事車両の専用出入口となっていたましたが、第3期工事の竣工によって6年ぶりに使用が再開します。
(2022年2月16日)

<写真上>
 本校舎2階から見た人工芝工事中のグラウンド

<写真下>
 北西側(牛坂)から見た西校舎

校舎等再整備計画進捗状況No.27

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 現在、校舎等再整備計画の第3期工事が進められています。2018年3月竣工の南校舎建築(第1期工事)、2019年7月完了の本校舎大規模改修(第2期工事)に続く工事となります。
 第3期工事は2020年7月の旧南校舎解体から始まり、その跡地に西校舎建築とグラウンドを再整備する工事で、竣工は2022年3月を予定しています。
 新しい西校舎には、地下2階にバスケットボールコート1面分の広さのある多目的ホール1などが入り、地下1階には集会などで200人を収容できる多目的ホール2などが入ります。そして、その上部に既存グラウンドが拡張される形となります。
 現在の工事の進捗状況としては、地下1階部分の躯体工事が行われています。

 学園は今年度、創立150周年の大きな節目の年を迎えております。2011年1月に発足した長期計画委員会での検討開始から11年余りを要した創立150周年記念事業校舎等再整備計画も、今年度末の第3期工事の完了に伴って一つの区切りを迎えることになります。

<写真上>
 西側から見た完成予想鳥瞰図。

<写真下>
 北西側(牛坂)から見た西校舎の完成予想図。

校舎等再整備計画進捗状況(No.26)

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旧南校舎の解体工事およびグラウンド西側・北側擁壁の解体工事が、1月28日の解体重機の搬出を持って完了いたしました。今後は旧南校舎を解体した跡地での西校舎の建築工事とグラウンド西側・北側擁壁の築造替え工事が、2022年3月竣工予定で進められることになります。
 旧南校舎解体工事中の昨年11月11日に、地下1階床下の基礎部分から銅製の箱が発見されました。箱は厳重に封がされていましたが、開けてみると中には1952年に建築を開始する際に収められた聖書が入っていました。聖書の見開きには、「一九五二年昭和二十七年十二月十九日 第二次戦争復興校舎定礎記念」と書かれており、聖書とともに当時の学園関係者氏名と生徒数が書かれた名簿が収められていました。聖書と名簿は必要な処置を施した後、本校舎にある資料室に展示する予定にしています。

<写真上>
 解体が終了した旧南校舎の跡地(南校舎屋上から撮影/撮影日2021.2.8)

<写真中>
 銅製の箱に収められていた聖書と当時の学園関係者と生徒数が書かれた名簿
 (撮影日2021.1.12)

<写真下>
 銅製の箱に収められていた聖書の見開き扉(撮影日2021.1.12)

校舎等再整備計画進捗状況(No.25)

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 校舎等再整備計画の第3期工事が2020年7月から始まりました。第1期工事の南校舎建築(2018年3月竣工)、第2期工事の本校舎改修(2019年7月竣工)に続く工事となります。

 第3期工事では、グラウンド北側に建つ旧南校舎(地下2階、地上4階建て)を解体し、その跡地に(仮称)西校舎を建築いたします。(仮称)西校舎の地下2階と地下1階には、多目的ホール等幅広い活用を想定した施設を整え、その上部をグラウンドにして現グラウンドの拡張を図ります。また、グラウンド西側の擁壁と旧南校舎北側の擁壁の築造替え工事も合わせて実施いたします。2022年3月の竣工を予定しています。

 7月中旬から、旧南校舎の内装解体が始まり、8月からは旧南校舎を囲うように足場が組まれ、解体のための防音・防塵用のパネルで東・西・北面が覆われました。9月からは、パネルで覆われていない南面(グラウンド側)から、重機による解体作業が始まっています。

 旧南校舎は、1961年に竣工して以来、新しい南校舎が完成するまでの60年近くの間、多くの生徒の学び舎となり、たくさんの思い出を刻んだ校舎です。生徒、教職員は心から感謝しつつ、解体作業を見つめています。

(2020年9月16日)

<写真>
 解体のために防音・防塵パネルで覆われた旧南校舎(牛坂から撮影/撮影日2020.9.15)

校舎等再整備計画進捗状況(No.24)

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2018年6月から始められた本校舎改修(保全および耐震補強)工事が、7月19日をもって終了いたしました。
 1931年に本校舎が落成して以来、数回にわたって改修がなされてきましたが、今回の改修はこれまでで最も大規模なものとして行われました。
 地震に備えての耐震補強を実施し、外壁の仕上げや内装の漆喰壁・腰壁等は、できるだけ落成当初に近づけるように復元しました。改修工事を終えて、歴史や伝統を感じさせる気品と重厚感のある雰囲気はそのままに、それぞれの部屋の使用用途に合わせた実用性も兼ね備えた校舎となりました。
 生徒、教職員、学園に係わるすべての人に愛される校舎として、永く大切に使用していきます。
 7月20日から8月の上旬まで、新規備品の搬入や旧南校舎からの移転作業等が行われ、8月17日から実際に生徒の本校舎利用が始まります。
 改修された本校舎に入る主な諸室は以下の通りです。
○1階 … 図書館、資料室、PC教室、他
○2階 … ピアソン記念礼拝堂、自習室、特別教室、課外授業室、食堂、他
○3階 … 特別教室、部室、他

 <写真(上から順)>
 1.南校舎玄関から見た本校舎
 2.1階図書館
 3.1階図書館内ミス・ルーミス記念室
 4.2階廊下
 ※撮影日はすべて2019年7月19日

校舎等再整備計画進捗状況(No.23)

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 校舎等再整備計画の第2期工事として、本校舎改修(保全および耐震補強)工事が2018年6月から進められています。改修工事は当初2019年3月15日に終了する予定でしたが、工事が進むにつれて、壁や天井の裏から想定外の腐朽箇所が多数見つかり、工期を大幅に延長する必要が生じました。そのため、工事の完了は7月19日に変更となりました。
 現在、腐朽箇所の補修工事や壁裏・床下などに施す耐震補強の工事が終了し、内装の復旧工事が行われています。
 また、外壁の改修もほぼ終了し、本校舎を囲っていた工事足場が外されて、少し若返った本校舎の姿を見ることができます。
(2019年4月12日)

※写真(上から順)
 1.本校舎南面外部足場解体状況 (撮影日2019.2.14)
 2.2階元教員室壁塗装完了状況(撮影日2019.3.28)
 3.本校舎南面外装工事完了状況(撮影日2019.4.3)

校舎等再整備計画進捗状況(No.22)

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 校舎等再整備計画の第1期工事として新校舎(南校舎)が2018年3月に竣工し、6月からは校舎等再整備計画の第2期工事となる本校舎改修(保全および耐震補強)工事が行われています。この本校舎改修は、本校舎の竣工以来、最も大規模な改修として計画されています。
 本校舎は、147年におよぶ学園の歴史のうち、1931年に竣工以来90年近くのときを共に刻んできた、学園の象徴的な校舎です。1988年には、横浜市指定有形文化財(第1号)に指定され、横浜市にとっても、大切な建築物となっています。そして、多くの卒業生にとっては「心の故郷」とも言える校舎です。今回の改修工事は、このようなかけがえのない本校舎を今後も永く活用していくためのものです。
 耐震補強を施すために多くの壁や床などを解体する必要がありますが、今回の改修の基本方針の一つとして、できるだけ落成当初に近づけるよう壁や床、外壁などを復元することにしています。また、本校舎の中で最も大切なピアソン記念礼拝堂については、特徴的な漆喰壁などのオリジナルを残すために、内装には手を加えず校舎の外側から耐震補強の工事を行なっています。
 工事が進むに連れて、想定外の腐朽箇所が多数出てきました。その対応工事を実施するために、工事の完了が当初予定の2019年3月15日より遅れることが見込まれています。

※写真(上から順)
 1.1階元食堂の天井・壁・床解体状況(撮影日 2018.7.21)
 2.2階元会議室の天井・壁・床解体状況(撮影日2018.8.22)
 3.1階元保健室の基礎コンクリート施工状況(撮影日2018.10.25)
 4.2階元教員室の壁耐震補強(鉄骨フレーム)施工状況(撮影日2018.11.20)
 5.2階廊下の壁耐震補強(筋交い)施工状況(撮影日2018.12.8)

校舎等再整備計画進捗状況(No.21)

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 校舎等再整備計画の第1期工事として完成した新校舎(南校舎)の使用が4月より始まっています。生徒たちは、教室や廊下の明るく優しい木の温もりに包まれて学園生活を生き生きと送っています。
 6月からは、校舎等再整備計画の第2期工事となる本校舎の保全改修工事が本格的に始まりました。本校舎を横浜市指定有形文化財(第1号)として、今後も永く活用していくための改修です。改修後の本校舎には図書室や特別教室、自習室などが入り、2019年度より使用を開始する予定です。
 新校舎の完成に伴って、高校通用門も新しく整備されました。今年度も正門は工事車両の出入口となっていますので、ご来校の際には、新校舎と東校舎(中学校舎)を結ぶ渡り廊下の下にある高校通用門からお入りください。

南校舎落成式が行われました。

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6月2日(土)、礼拝堂で南校舎落成式が行われました。校舎建築に関わってくださった方々、日頃から交流のある学校関係の方々、学園につながる旧教職員、同窓会、奨学会の方々などをお迎えし、式の後には、校舎の中を見学していただきました。新しい校舎で生徒たちが充実した学校生活を送っていることを感謝し、共に喜びました。

新校舎での生活が軌道にのってきました。

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 今年度の学園での生活は、新しい校舎とともにスタートしました。落ち着いた雰囲気でありながら洗練されたデザインの礼拝堂、新しい机と椅子がうれしい教室、広々として明るい廊下、教員室前の交流スペースなど、生徒も教職員も、快適で楽しい毎日を送っています。
 始めの何日かはあちこち探検していた生徒たちも、もうすっかり慣れて教室の移動などもてきぱきと行っています。廊下の突き当たりにある小窓が額縁のように外の新緑を引き立てていることも、うれしい発見でした。

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