校舎等再整備計画進捗状況No.27

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 現在、校舎等再整備計画の第3期工事が進められています。2018年3月竣工の南校舎建築(第1期工事)、2019年7月完了の本校舎大規模改修(第2期工事)に続く工事となります。
 第3期工事は2020年7月の旧南校舎解体から始まり、その跡地に西校舎建築とグラウンドを再整備する工事で、竣工は2022年3月を予定しています。
 新しい西校舎には、地下2階にバスケットボールコート1面分の広さのある多目的ホール1などが入り、地下1階には集会などで200人を収容できる多目的ホール2などが入ります。そして、その上部に既存グラウンドが拡張される形となります。
 現在の工事の進捗状況としては、地下1階部分の躯体工事が行われています。

 学園は今年度、創立150周年の大きな節目の年を迎えております。2011年1月に発足した長期計画委員会での検討開始から11年余りを要した創立150周年記念事業校舎等再整備計画も、今年度末の第3期工事の完了に伴って一つの区切りを迎えることになります。

<写真上>
 西側から見た完成予想鳥瞰図。

<写真下>
 北西側(牛坂)から見た西校舎の完成予想図。

校舎等再整備計画進捗状況(No.26)

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旧南校舎の解体工事およびグラウンド西側・北側擁壁の解体工事が、1月28日の解体重機の搬出を持って完了いたしました。今後は旧南校舎を解体した跡地での西校舎の建築工事とグラウンド西側・北側擁壁の築造替え工事が、2022年3月竣工予定で進められることになります。
 旧南校舎解体工事中の昨年11月11日に、地下1階床下の基礎部分から銅製の箱が発見されました。箱は厳重に封がされていましたが、開けてみると中には1952年に建築を開始する際に収められた聖書が入っていました。聖書の見開きには、「一九五二年昭和二十七年十二月十九日 第二次戦争復興校舎定礎記念」と書かれており、聖書とともに当時の学園関係者氏名と生徒数が書かれた名簿が収められていました。聖書と名簿は必要な処置を施した後、本校舎にある資料室に展示する予定にしています。

<写真上>
 解体が終了した旧南校舎の跡地(南校舎屋上から撮影/撮影日2021.2.8)

<写真中>
 銅製の箱に収められていた聖書と当時の学園関係者と生徒数が書かれた名簿
 (撮影日2021.1.12)

<写真下>
 銅製の箱に収められていた聖書の見開き扉(撮影日2021.1.12)

後援会常任委員会が開催されました。

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横浜共立学園後援会

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 第34回後援会常任委員会が、10月20日(火)に山手214番館ホールで19名の委員が出席して、開催されました。
 湯沢会長、坂田理事長、小澤校長からの挨拶のあと、新副会長、新常任委員、再任常任委員の3名に、湯沢会長から委嘱状が交付されました。その後、2019年度の事業報告、会計報告と給付奨学金の報告がなされ承認されました。また、今年度の後援会からの支援及び給付奨学金について報告があり、承認されました。さらに、創立150周年に向け今後の後援会の運営についての提案があり、委員の方々から貴重なご意見が出されました。
 委員の総意として、後援会と特にその中の事業目的の一つの給付奨学金について、生徒保護者にお知らせを出すことが決まりました。

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校舎等再整備計画進捗状況(No.25)

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 校舎等再整備計画の第3期工事が2020年7月から始まりました。第1期工事の南校舎建築(2018年3月竣工)、第2期工事の本校舎改修(2019年7月竣工)に続く工事となります。

 第3期工事では、グラウンド北側に建つ旧南校舎(地下2階、地上4階建て)を解体し、その跡地に(仮称)西校舎を建築いたします。(仮称)西校舎の地下2階と地下1階には、多目的ホール等幅広い活用を想定した施設を整え、その上部をグラウンドにして現グラウンドの拡張を図ります。また、グラウンド西側の擁壁と旧南校舎北側の擁壁の築造替え工事も合わせて実施いたします。2022年3月の竣工を予定しています。

 7月中旬から、旧南校舎の内装解体が始まり、8月からは旧南校舎を囲うように足場が組まれ、解体のための防音・防塵用のパネルで東・西・北面が覆われました。9月からは、パネルで覆われていない南面(グラウンド側)から、重機による解体作業が始まっています。

 旧南校舎は、1961年に竣工して以来、新しい南校舎が完成するまでの60年近くの間、多くの生徒の学び舎となり、たくさんの思い出を刻んだ校舎です。生徒、教職員は心から感謝しつつ、解体作業を見つめています。

(2020年9月16日)

<写真>
 解体のために防音・防塵パネルで覆われた旧南校舎(牛坂から撮影/撮影日2020.9.15)

校舎等再整備計画進捗状況(No.24)

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2018年6月から始められた本校舎改修(保全および耐震補強)工事が、7月19日をもって終了いたしました。
 1931年に本校舎が落成して以来、数回にわたって改修がなされてきましたが、今回の改修はこれまでで最も大規模なものとして行われました。
 地震に備えての耐震補強を実施し、外壁の仕上げや内装の漆喰壁・腰壁等は、できるだけ落成当初に近づけるように復元しました。改修工事を終えて、歴史や伝統を感じさせる気品と重厚感のある雰囲気はそのままに、それぞれの部屋の使用用途に合わせた実用性も兼ね備えた校舎となりました。
 生徒、教職員、学園に係わるすべての人に愛される校舎として、永く大切に使用していきます。
 7月20日から8月の上旬まで、新規備品の搬入や旧南校舎からの移転作業等が行われ、8月17日から実際に生徒の本校舎利用が始まります。
 改修された本校舎に入る主な諸室は以下の通りです。
○1階 … 図書館、資料室、PC教室、他
○2階 … ピアソン記念礼拝堂、自習室、特別教室、課外授業室、食堂、他
○3階 … 特別教室、部室、他

 <写真(上から順)>
 1.南校舎玄関から見た本校舎
 2.1階図書館
 3.1階図書館内ミス・ルーミス記念室
 4.2階廊下
 ※撮影日はすべて2019年7月19日

校長メッセージ

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校長メッセージ

横浜共立学園中学校 高等学校 校長 小澤伸男
横浜共立学園中学校 高等学校
校長 小澤伸男


創立精神

「主を畏れることは知恵の初め」 (箴言 1章 7節)
「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、 また、隣人を自分のように愛しなさい」(ルカによる福音書 10章 27節)
創設者
横浜共立学園は、1871(明治4)年、米国婦人一致外国伝道協会から派遣された3人の女性宣教師、プライン、クロスビー、ピアソンによって設立されたアメリカン・ミッション・ホームを起源とする、プロテスタント・キリスト教による女子教育機関です。 女性宣教師たちは、当時、人々にかえりみられることが少なかった女子の能力を高く評価し、全力を尽くして教育にあたりました。 学園の教育の根底にあるもの、それは「ひとりの人間を無条件に尊重し愛する」というキリスト教精神です。 「主を畏れることは知恵のはじめ」(箴言1章7節)「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい」(ルカによる福音書10 章27 節)という聖書の言葉を根幹に据え、キリスト教に基づく価値観を基本にしています。 一人ひとりが神に愛されていることを受けとめ、それに基づいて豊かな人間性を備え、隣人に仕え、世界の平和のために貢献する女性の育成を目指しています。


キリスト教教育

学園の教育の根幹となっているのは、キリスト教による人格教育です。生徒一人ひとりに愛情を注ぎ、神に愛されていることを伝え、神の愛に応え、隣人を愛する生き方を学ぶことを大切にしています。
キリスト教の価値観は、数千年の歴史が裏付けてきた、広く世界的に普遍性を持つ価値観です。現代のグローバル時代において、世界の人たちと共有する価値観を身に着けていることは、互いを理解する上でも大きな財産となるでしょう。
「主を畏れる」とは絶対者である神を知ることであり、それは自分が中心なのではないことを知ることです。そして神が自分を愛してくださり、自分がその愛のうちに生かされていることを知ることでもあります。そのことによって愛を実践する生き方を知り、神を愛し、隣人を愛する心が整えられていきます。高い学力や能力を身に着けることは大切ですが、それは自分のためだけでなく、隣人に仕えるためでもあるのです。
創立当初の校舎学園の一日は毎朝の礼拝で始まります。また聖書の授業が週一時間あります。クリスマスやイースターなどの特別礼拝、「国際理解週間」や「ハンセン病を正しく理解する週間」などの宗教行事も充実しています。これらの活動を通して、神を畏れ、人々を愛し、喜びをもって他者に仕える心が育まれていきます。


女子教育

学園は、創立以来一貫して女子教育に取り組んできました。10代では男女によって発達の仕方が異なります。人格形成においても学習面においても、それぞれの特質に合わせた教育によって大きな効果を得ることができます。また、すべての活動を女子だけでおこなわなければなりません。異性に依存することのない環境の中で、自立の精神が養われていきます。さらに女子校には、自分の個性を安心して精一杯表現できる環境があります。学園生活の中で互いの個性を認め合える関係が作られ、他者を理解し、共感する心が養われていきます。そして、その関係づくりの中から、自分と向き合うことを学んでいくのです。
女子教育において先駆的な歴史をもつ本校で学ぶことによって、それぞれの在り方や生き方を深く考えるとともに、ひとりの人間として自立するための資質が身に着いていきます。

授業風景

校舎等再整備計画進捗状況(No.23)

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 校舎等再整備計画の第2期工事として、本校舎改修(保全および耐震補強)工事が2018年6月から進められています。改修工事は当初2019年3月15日に終了する予定でしたが、工事が進むにつれて、壁や天井の裏から想定外の腐朽箇所が多数見つかり、工期を大幅に延長する必要が生じました。そのため、工事の完了は7月19日に変更となりました。
 現在、腐朽箇所の補修工事や壁裏・床下などに施す耐震補強の工事が終了し、内装の復旧工事が行われています。
 また、外壁の改修もほぼ終了し、本校舎を囲っていた工事足場が外されて、少し若返った本校舎の姿を見ることができます。
(2019年4月12日)

※写真(上から順)
 1.本校舎南面外部足場解体状況 (撮影日2019.2.14)
 2.2階元教員室壁塗装完了状況(撮影日2019.3.28)
 3.本校舎南面外装工事完了状況(撮影日2019.4.3)

校舎等再整備計画進捗状況(No.22)

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 校舎等再整備計画の第1期工事として新校舎(南校舎)が2018年3月に竣工し、6月からは校舎等再整備計画の第2期工事となる本校舎改修(保全および耐震補強)工事が行われています。この本校舎改修は、本校舎の竣工以来、最も大規模な改修として計画されています。
 本校舎は、147年におよぶ学園の歴史のうち、1931年に竣工以来90年近くのときを共に刻んできた、学園の象徴的な校舎です。1988年には、横浜市指定有形文化財(第1号)に指定され、横浜市にとっても、大切な建築物となっています。そして、多くの卒業生にとっては「心の故郷」とも言える校舎です。今回の改修工事は、このようなかけがえのない本校舎を今後も永く活用していくためのものです。
 耐震補強を施すために多くの壁や床などを解体する必要がありますが、今回の改修の基本方針の一つとして、できるだけ落成当初に近づけるよう壁や床、外壁などを復元することにしています。また、本校舎の中で最も大切なピアソン記念礼拝堂については、特徴的な漆喰壁などのオリジナルを残すために、内装には手を加えず校舎の外側から耐震補強の工事を行なっています。
 工事が進むに連れて、想定外の腐朽箇所が多数出てきました。その対応工事を実施するために、工事の完了が当初予定の2019年3月15日より遅れることが見込まれています。

※写真(上から順)
 1.1階元食堂の天井・壁・床解体状況(撮影日 2018.7.21)
 2.2階元会議室の天井・壁・床解体状況(撮影日2018.8.22)
 3.1階元保健室の基礎コンクリート施工状況(撮影日2018.10.25)
 4.2階元教員室の壁耐震補強(鉄骨フレーム)施工状況(撮影日2018.11.20)
 5.2階廊下の壁耐震補強(筋交い)施工状況(撮影日2018.12.8)

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